日記
2018年06月03日(日) 日刊スポーツ『突然のモテ期』連載開始気温の乱高下にも負けず、ひたすら書いております。 4日より、日刊スポーツ紙上で連載が開始されます。 梅雨前だというのに、この暑さは何だ? 睡眠促進剤を医者からもらい、嘘のように眠れる。 2018年06月14日(木) ぼくたちの失敗森田童子が亡くなっていたと知って、この三日間ずっと森田童子を聴いている。YouTubeのmixだと長時間流れているから、書いているときも寝る前もずっと聴いている。 昨夜は、書き下ろしを一本書き終えた昂奮さめやらず、ほとんど眠れなかったので、ずっと聴いていた。うとうとしながら、彼女のあの優しい声を聴いてると、とても心地よい。内容は超暗いんだけどね。 まあ、亡くなった友への鎮魂歌だからね。 しかし、彼女の歌詞の一人称は「ぼく」なんだけど、それって女か男か、どっちなんだろう? 「ぼくたちの失敗」に「ストーブ替わりの電熱器 赤く燃えてた」って歌詞があって、昔、ああ、俺と同じだなって共感してたら、やはり同世代(彼女が1歳お姉さん)だった。 で、社民党の福島瑞穂が彼女のファンだったと知って、ますます、福島瑞穂が好きになった。声が好き。容姿が小学生の時に俺をかわいがってくれた女教師に似ている。 童子つながりで、『高校教師』のラストシーン見たら、あっという間に涙腺がゆるんだ。しかし。なんてドラマだ。 2018年06月24日(日) 握手会長編の見直しを終え、短編とエッセイを書き終えたものの、来週から取り掛かるはずの書き下ろしのプロットが決まらない。二種類書いても、どこか違うな、これだはダメだとわかってしまう。焦らずに、もう少し考えよう。 先日、ジャンルレス・バイオリニストの石川綾子のコンサートに行ってきた。なぜなら、デビルズアヤコのファンだからだ。偶然、ゲストにこれもファンであるMay.Jが出演してて、私にとっては最高の夜になった。 で、3000円以上グッズを買うと、握手会のチケットがもらえるというので、ちょっと恥ずかしいなと思いつつも、握手の誘惑には勝てず、ちょうど3000円、タオルとファイルを買った。 演奏会は素晴らしくそのすぐ後で、握手会になったのだが、これが50人以上並んでるし、しかも、みんな男だし、私みたいな熟年世代も多いし、恥ずかしいから辞退しようかとも思ったが、しかし、これは作家として体験すべきだと我が身を励まして、列に並びました。 おかげで、AKBの握手会に並ぶファンの気持ちがよくわかった。 励ましたい、しかし、通りいっぺんの言葉では印象に残らない。しかし、彼女は疲れているのだから……正直、どう声をかけていいのかわからず、待っている間に逃げ出したくなった。この歳で、握手会なんてキモクないとか? で、番が来て、握手しながら、「あなたの演奏を聴いていると、元気が出ます」なんて最初はまともなことを言っていたのだが、最後に言ったのが――。 「顔が小さいですね」 あっ、バカ。何、言ってんだ、俺!!! バカバカバカ……。 と自分を責めたものの、時すでに遅しで、微妙な雰囲気に。
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