日記
2011年07月04日(月) 暑い!!!この暑さはなんだ!!! この夏は節電でなるべくクーラーは使わないようにするつもりだったが、クーラーかけないと仕事になりません。「日刊ゲンダイ」に平日連載中の『人妻同窓会』が読者に受け入れられているか心配でしたが、担当者から「大変好評で、編集会議でもデスクから面白いと言われている」とうかがって、ほっとしている。 で、ここでお約束の先月読んで面白かった本の紹介を。 ○『日本のセックス』(樋口 毅宏 双葉社) というわけで、また仕事にかかる。気が急いているわりにはちっとも進まない。 2011年07月12日(火) 夕立うちのほうではこの数日、夕方になると決まって雷が鳴り、雷雨が来る。それまで晴れていたのに一転かき曇り、夜のようになって稲妻が光り、打ち付けるような驟雨になり、窓から吹きこんでくる。この地方の夏の風物詩だ。 そうなると、うちのりゅうがパニックになって吼えまくるので、家に入れてやる。 犬が雷、花火を怖がるのはなぜだろう? 犬の聴覚は人の400倍だそうだ。犬の先祖であるオオカミの時代に落雷があって山火事が起こると生命の危機なので過敏になったという説があるが、真相はいまだ解明できていないようだ。 いくら激しく雷が鳴っていても、一緒に散歩しているときはまったく怖がらないのが、不思議だ。頼りになる者と一緒なら怯えない。たんに物理的なものではなく、雷には犬の精神を揺さぶるものがあるのだろう。 怖い……というのは、極めて精神的な行為だから。 毎日、りゅうの散歩をしているが、これからは空模様を見ながら散歩に出ないと、途中で夕立に襲われて下着にしみこむほどずぶ濡れになる。去年も何度もひどい目にあった。 とくだらないことを書いているが、仕事は書き下ろしに入っている。 2011年07月19日(火) 『しっぽり濡れ肌ー湯屋の美女ー』発売『しっぽり濡れ肌ー湯屋の美女ー』(竹書房)が発売されました。「老舗の銭湯を舞台に聖女と淫女の官能美を圧倒的な筆致で描く、絶品の回春エロス登場」などと、ネームに書いていただき、面映ゆいやら恐縮するやら。でも、やっぱり嬉しいかな(笑)。 カバーイラストは連載中の「日刊ゲンダイ」と同じで大柴宗平さん。内容も楽しんでいただけると思います。手にとっていただければ嬉しいです。 この時期に日記を書くとなると、あの「なでしこJAPAN」のW杯優勝に触れないわけにはいかないでしょう。おめでとうございます!!! まったく何を書いてるんだか。 2011年07月22日(金) 『蜜のしたたる宿』最終話台風が来て豪雨と思ったら、むしたり冷えたり、ほんとうに日本の天候は面白い。一年中、同じ気温で同じ天気だったら生きることに飽きてしまうだろうな。 連載していた『蜜のしたたる宿』が昨日出た「特選小説 9月号」で最終回を迎えました。渾身の一作ですが、どうでしょう。小嶋保先生の挿絵が溜息が出るほどいいです。 話は変わって、俳優の原田芳雄が逝った。けっこうショックでしたね。
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