日記
2018年04月01日(日) 猿島とかなまら祭り上半期に出す長編の作業をすべて終え、暇に任せて。昨日は猿島に、今日は「かなまら祭り」に。三笠桟橋から船ですぐのところにある猿島。かつての軍事拠点でもあり、砲台跡や、兵士の宿舎跡も残っていて、いろいろと考えさせられることが多かった。しかし、房総半島と三浦半島って、こんなに近いんだな。これだったら、敵軍の船の侵入をふせぐために、砲台置くわな。 もっとも、その砲台も高射砲も一度も使用されなかったらしい。 歴史と幻想が交錯した、小さな奇島。 今日は年に一度行われる、金山神社の「かなまら祭り」に。文字通り「マラ」を祭った祭りですね。若い頃に、小牧市の田県神社の豊年祭見てるから、ちょっと物足りないかな。 今月は。 が、出ます。二本とも力込めて書いてます(当たり前ですが)。 2018年04月11日(水) 『人妻専科 イカせます』発売12日に『人妻専科 イカせます』(双葉文庫)が発売されます。「あなたのセックスではイケないの」と妻に捨てられた男が、便利屋で『女性専科』を担当し、自信を取り戻していく話です。 セックスに自信を失くした彼が窮余の一策で生み出したのが、セックスの際に、どうしたら感じるか、どうしてほしいかをひたすら女性に訊くという房中術。 人妻クラスだと、自分の性癖を把握していますからね、イッていただくにはもっとも手っ取り早い――ような気がしています。 そして、女性は意外と、ここが! みたいな、人には言えない性感帯があったりするのです。 日刊ゲンダイ、双葉WEBの連載に、がっちり手を加えてあります。 楽しく、読んでいただければ、幸いです。 金本画伯の描いた、表紙のお受験妻。とてもいいです。 人妻専科 イカせます (双葉文庫) 先日は、奄美大島に行ってきました。飛行機で、羽田から2時間余りで行けます。 帰って、編集さんが訪ねてきてくれたので、いつものようにおでん屋で馬鹿話を。そこで、「奄美で、モズクの天ぷら食べたんだけど、もっちりしてて美味しいんだよね」と話していたら、店の大将が「ああ、それ、同じことを言ってたお客さんいましたよ」って。 2018年04月17日(火) そろそろ書こう先週は、旅三昧でした。京都、奈良のお花見ツアーはほとんど葉桜で、見事に空ぶったけど(満開だったのは、上賀茂神社の斎王桜だけ)、仁和寺や天竜寺、嵐山に行けたから、まあいいかな。 吉野の千本桜も葉桜で、新緑が見事。想像力で補って、観ていました。吉水寺で、義経と静御前の腹帯が見られて、ちょっと感動した。あそこはもう一度、満開時に行ってみたい。 そうそう、大阪の吹田で入った、居酒屋『やきとり 今日しかない』、ネーミングもユニークだけど、めちゃヤキトリも天ぷらも美味い。おまけに、「これでいいの?」って恐縮するほど安い。また、行こうと思う。 で、帰宅してすぐに今度は九州に。太宰府天満宮、由布院とまわり、別府に泊まり。高千穂峡、熊本城と巡ってきました。高千穂峡は、ほんとすごいです。まさに、神が舞い降りた地。 熊本城は想像以上に壊れてましたね。観てて、悲しくなった。 で、何がすごいって、このバスのガイドさんが71歳だったこと。71なのに、ずっと流ちょうに喋りつづけてるし、高千穂峡の急階段もさっさか歩く。 で、充分にリフレッシュされたので、明日から、そろそろ書きはじめます。今年はあと長編7本書かなきゃいけないので、しばらく旅は無理かな。 2018年04月22日(日) 睦月影郎杯麻雀大会昨日は、第4回睦月杯麻雀大会に参加してきました。結果は――。 優勝でした。 2018年04月25日(水) 『義母にはまって…』発売26日に『義母にはまって…』(二見文庫)が発売されます。18歳の予備校生の目で書いています。 父の再婚した女性が、テレビにも出ている美人弁護士だったら……。 こんな女が義母だったら、とち狂ってしまうわな、という女性を描いたつもりです。 編集さんの熱い要望に応えて書いたものですが、「お見事。お手本になる作品です」と、褒められました。 よろしくお願いいたします。 義母にはまって… (二見文庫) 昨夜もまた違う編集氏が来てくれて、おでんやで呑んだのだが、西表島のホタルの乱舞の話を聞いて、猛烈に行きたくなった。
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