日記
2009年12月06日(日) もう師走今年ももう12月だ。時間が経つのが早い。この一週間もあっという間に過ぎてしまった。 いいことなのか悪いことなのか? 今月は18日に二見から初の短編集『嫁は未亡人』が、21日には短編「三箇日の女」が掲載された「特選小説2月号」が出ます。 女性だって好きな男に抱かれるのと、そうでないときは感じ方もずいぶん違うんだろう。 2009年12月13日(日) ライブ昨日、うかみ綾乃さんのライブを観に渋谷のライブハウスに行ってきました。うかみ綾乃さんにはスポニチのコラムに霧原の官能小説を何度か取り上げてもらっていて、知り合いました。 といっても、現物を見たのは昨日が初めてだったのですが。 写真通りの美人でしたね(笑)。 歌も良くてすっかりファンになってしまった。本買ってサインまでしてもらったりして。 「海と時計の針」の「このまま ただ 私を抱きしめて ずっとずっと体だけ感じて」というサビの部分好きですね。 以前はボンデージファッションでエロスの化身みたいなライブされたようですが、今は「やさしさの化身」だと感じました。脱・堕天使、タナトス、エロスの向かうところは聖母マリアか処女懐胎か・・・ いずれにしろ、ずっと伴奏されてた鈴木穣さん、すごいと思いましたね。 仕事は、ひたすら竹書房の書き下ろし。 2009年12月18日(金) 『嫁は未亡人』発売『嫁は未亡人』(二見文庫)が今日発売されました。短編集ですが、霧原にとっては思い出深い作品が掲載されていて、記念碑的なものになりそうです。 「長春花(きんせんか)」は二年前の夏に、「特選小説」に霧原が初登場した際の作品です。義父と息子の嫁が犯してはならない一線を踏み越えるという内容です。 これが、本人も編集部も驚くような異常なほどの読者の支持を得たのです。 現金な言い方ですが、金脈をさぐりあてたと思いましたね。 それから「特選小説」には類する作品を書いて、それらも支持を得たのですが、長編にするにはどうだろうと半信半疑でした。 その後押しをしてくれたのが、二見書房のY氏でした。絶対にいけるというので、書いた長編が『息子の嫁』で、これが売れたので『弟の嫁』『うちの嫁』の「嫁三部作」が出来上がったのです。 そういう経緯もあって、『嫁は未亡人』には思い入れがあるのです。 売れてほしい、と切に思います。 2009年12月26日(土) 「特選小説」「特選小説」2月号が届いた。霧原はいつも寝る前に3日くらいかけて「特選」を読むのですが、今、面白いですよ。錚々たるメンバーが書かれているのですが、新人もうまく登用していて、私は好きです。愛読者かも(笑)。 中に「作家的日常」という作家の日常を綴るコラムがあり、今回は牧村僚さん。そこで、霧原の名前が出てきてびっくり。霧原のことを「ライバルでもある」などと書いていただき、ただただ感謝感激。 で、霧原も「三箇日の女」という短編を載せているのですが、この挿絵を描いてくださっているのが大柴宗平さん。 仕事は竹書房の書き下ろしを終えました。330ページも書いてしまった。 明日は「有馬記念」だ。霧原はJRAのインターネットであるA−PATで投票しているのですが、残金を見たら「2100円」しか残っていなかった。
一覧 / 検索 |