日記
2013年09月01日(日) もう9月……F書房の長編書き下ろしを終えて、送信。けっこう早かった。今回は構想、粗筋の段階から迷いがなく、こねくり回す必要も感じず、ストレートに書けた。 内容は残念ながらまだ書けないが、一見倒錯しているけど男なら誰でもが持つ欲望を扱っている。 本になるのが楽しみ。みなさんも楽しみにしておいてくださいね。 9月の声を聞き、りゅうと一緒に海岸に出てみたが、さすがにバーベキューをやっているグループはいなかった。波が荒くてサーフィン日和だったけどね。 しかし、夕焼けをバックにしたマウントフジは何度見ても見入ってしまう。 2013年09月04日(水) 『特選小説 これが官能小説だっ!』発売「特選小説 増刊号 これが官能小説だっ!」が発売されました。特選小説の編集部が選んだ傑作17本で、霧原も「黒喪服の未亡人」が選ばれています。かなり前に書いた短編ですが、気に入っているものでもあるので、読んでいただければ幸いです。 しかし、今まで特選は読者人気で選んでいたんだけど、編集部が選ぶというのは新機軸で、面白い。選ばれなければショック大きいだろうけどね。 2013年09月10日(火) 豆腐作り湘南の海も「海の家」が取り壊され、骨組みだけになって、寂しさが増している。朝晩が随分と過ごしやすくなった。そのせいというわけではないだろうが、喉が痛い。たぶん、煙草の吸い過ぎ。 100円ライターとおさらばするために、今日zippoを通販で頼んだ。来るのが大変楽しみ。 今夜、何度目かの「豆腐作り」を試みて、一番美味しくできた。 2013年09月16日(月) 凱旋門賞が楽しみ昨夜は台風で、湘南も夜半過ぎからすごい風と雨だった。そんななか、フランスのロンシャン競馬場で凱旋門賞の前哨戦が行われ、2レースとも日本馬が勝って、気分がいい。 すぐにYou-Tubeで見たんだけど、ニエル賞での、日本ダービー馬キズナと英国ダービー馬ルーラーオブザワールドのゴール前の叩き合いは迫力満点で、これぞ競馬って感じ。 フォア賞のオルフェーブルは楽勝だったな。 キズナはまだ本調子でない状態で勝ったんだから、本番での凱旋門賞では斤量もかるくなるし、オルフェはやっぱ強い。 本番で、一位、二位を日本馬が占めるというのは、大いに可能性がありそう。 緩いペースで最後の瞬発力勝負になったら、オルフェ。厳しいレースで長い脚が必要になったらキズナだろうな。霧原はキズナを応援します。 仕事は書き下ろしを中断して、「特選」のシリーズ読み切りの4作目。今回は娘・優佳の視点。女性視点は気を使います。 2013年09月19日(木) 中秋の名月今夜は「中秋の名月」でほんと美しかった。で、夕方りゅうの散歩をしたとき、東に出たばかりの白い満月がまだ青さを残した空にぽっかりと浮かび、西を見れば沈む直前の真っ赤な太陽が山際を茜色に染めて、東西の両横綱がにらみ合っている感じでわくわくしてしまいましたね。 これは、たとえば横浜で観測される日の入りが17:43で、月の出が17:21だから起こることで、これは何も中秋の名月だからというわけではなく、満月の時は日の入りと月の出の時刻がほぼ重なるんだそうで、この歳ではじめてはっきりと認識しました。かなり恥ずかしい。 与謝野蕪村の名句の情景がはっきりとわかった。 菜の花や月は東に日は西に ついでに、日の出、入りと月の出、入りの正確な測り方だけど。 2013年09月26日(木) 初ドッグホテル緊急で実家に帰らなければいけないことがあって、りゅうを近くのドッグホテルに預けた。りゅうにとっては、11年間で初めての体験で、心配だったが、いつも散歩で通る道筋にあることもあってか、どうにか耐えられたようだ。 ご飯はせっかく持っていったのに、全然食べなかったようで、したがって散歩をしていてもウンチはしていないとのこと。考えたら、私が見ているときしか食べないものな。ううん、どうなんだろう。 霧原の友人でもあるあの「北原童夢」氏の新刊が今日、発売されました。 興味のある方はぜひ。
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