日記
2010年10月10日(日) あけび二見の書き下ろしをようやく終えた。これまでサブテーマにしてきたものをメインに持ってきたので、かなり手こずった。霧原にとっては冒険なので、時間がかかったのはやむを得ない。さて、読者にわかってもらえるか? 気分転換に愛車で峠をドライブ。秋晴れで爽快だった。とはいえ、谷川連峰が雲がかかっていて見えなかったのが残念。 仕事は一段落する11月初旬まではタイトなスケジュール。前ほど焦らなくなった。一作入魂でひとつひとつ大切にして書いていくしかない。 2010年10月19日(火) 追い込み週刊大衆と特選小説の連載分を書き終えて、双葉文庫の書き下ろしを続行中。双葉は今年、5本の書き下ろしをすることになる。ローテーションの変更にともなっての出来事だが、ひとつの版元で年5本というのは今後ないと思う。 手かえ品かえで読者が飽きないよう、楽しめるようにと、ベストを尽くしてきたつもりですが・・。 今回の作品は発売が12月なかばということもあり、クリスマスイブに始まりクリスマスイブに終わる話。内容はあまりクリスマスには関係ないけど(笑)。乞う、ご期待!!! この前、二見の編集長から電話があり「まだゲラを読んでいる途中なんだけど・・」と聞かされたときには、うん、書き直し? と脳裏をよぎった。ゲラを読んでる途中で電話なんて初めてだったし・・。 現在、月の満ち欠けの観察を続行中。ある人に「小説の中で、真夜中に三日月がかかっている描写を時々見かけるけど、あれは実際にはありえない」と聞いて、月の満ち欠けを学ばなければと。 11月上旬までに、山ほど仕事が残っている。夕刊紙の週に一度の連載も入ったし。少し焦らないと、こなせない。 2010年10月24日(日) 二人いればいいのに昨日の満月は素晴らしかった。見ました?たった二週間余であの鎌のようだった月が真ん丸に。出る時間もまったく違う。 月ほど規則的になおかつ劇的な変化を見せるものはないと思う。陰暦を作った昔の人の心境もよくわかる。 満月はこれから二週間かけて欠けていく。新月になるまで見守ろうと思う。 昨夜の巨人ー中日戦はいい試合だった。野球見ていて目が離せなくなったのはひさしぶり。今の野球は長すぎるから7回までとすればいいと考えている。だけど、昨日みたいに8、9回にドラマが待っていることが多い。ただ、7回制にすれば、6、7回が面白くなるのではないかしら? そういえば、野球のボールも満月のように丸い。 仕事は、一昨日から11月刊行の二見文庫と12月刊行の宝島文庫のゲラの手直し。今日は週刊大衆を2週分書き、明日は11、12月週一土曜日連載の日刊現代の初回を書く。
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