日記
2014年01月05日(日) 虹年が変わり、昨年のことはすべて忘れて、心機一転、新人の気持ちで書きたいと考えています。版元のみなさま、読者のみなさま、よろしくお願いいたします。 2014年01月09日(木) 新春第一弾今年の第1作目『蜜色温泉 秘貝比べ』(双葉文庫)が今日発売されました。キーワードは「お・も・て・な・し」。老舗旅館で若女将の座を狙って繰り広げられる「おもてなし合戦」。 表紙は一見写真に見えますが、金本画伯の労作です。 http://www.amazon.co.jp/%E8%9C%9C%E8%89%B2%E6%B8%A9%E6%B3%89%E7%A7%98%E8%B2%9D%E6%AF%94%E3%81%B9-%E5%8F%8C%E8%91%89%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4575516465/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1389330982&sr=1-1 面白いと思います。手に取っていただければ幸いです。 2014年01月14日(火) 新年会上京して、市ヶ谷で行われたコスミック社新年会に出席。総勢400名の大新年会。恒例のビンゴ大会が行われ、隣にいた作家の橘真児氏は、5つ目ほどで早々といの一番でリーチ。32番が出れば、豪華景品だったのですが――。 なかなかビンゴできず、その間にもビンゴ者が続出。100個近くの景品はどんどんなくなり、地団駄を踏んでいたのですが、結局最後まであがれず、失意のどん底に――。あまりにも可哀相。 霧原は、リーチまでも行かなかったけど。 その後、二次会でみんなと呑んでいるとき、作家の早瀬真人氏が隣に。 2014年01月22日(水) もろもろ昼過ぎに起きて、特選小説の最終回を仕上げ、シャワーを浴びて駅まで編集さんを愛車で迎えに行く。ぼろだが車検を受けたばかりのパジェロミニは、タイヤを交換したこともあり、快調に走る。 編集さんは横浜在住であり、うちは近い。 拙宅で、最近お気に入りのスーパードライプレミアムを飲み、その場で作った手作り豆腐を肴に、新作の打ち合わせ。その後、歩いて2分の行きつけの鮨屋で、鮨をつまみながら、楽しく呑む。 2014年01月25日(土) 富士と荒波今日は湘南の波が荒かった。そして、はるか向こうには、左側だけ麓まで雪で白くなった富士山が。富士には月見草がよく似合うと、かつての文豪が書いてたけど、霧原に言わせると、富士には荒波がよく似合う――。 いや、荒波には富士山が似合うと言うべきか。反対方向には、江の島が見えるんだけど、やはり、荒波とはマッチしない。なぜ、荒波と富士はぴったり合うのだろう? 両極だからかな。激しく動くものと、微動だにせず、そこに悠久としてあるもの。両者が支えあっている。 こうでありたい。 仕事は書き下ろしの二日目で、第1章の30ページ。やはり、一日15ページのペースが合っている。今回は今まで書いたことのない構造だけど、不安より楽しみのほうが大きい。
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