日記
2014年08月03日(日) 暑い!ただ今、朝の6時。りゅうを早朝散歩させ、朝食を摂り、今から日刊ゲンダイ一週間分を書くところ。たぶん、午前中には終わる。ほんと暑いです。りゅうを散歩させていても、まだ出たばかりの太陽が照りつけてくる。この頃は風の関係なのか、家にいても開けた窓から、生臭い海の香りが入ってくる。 もちろんエアコンはかけているのだけれど、エアコンがないときはどうやってこの猛暑をしのいでいたのか、とあらためて思う。 手っ取り早いのは裸になることだけど、そういえば、小さいころはうちの祖母がコダマスイカみたいな巨乳を放り出してスイカ食ってたのを思い出すな。巨乳を見ると、祖母を思い出して、なえる(もったいない)。 祖母はとにかく頭の回転が速くて、弁が立ち、まわりでは「○○さんちのおばあちゃんには誰も逆らえない」って、有名でした。 祖父は軍人あがりで、いつも背筋伸ばして、虫眼鏡で一日中新聞読んでる寡黙な人で、対照的な夫婦だなって子供心に思ってましたね。 祖母が交通事故で亡くなったときに、あのおじいちゃんが泣きじゃくってたシーンを今でも鮮明に思い出す。 母方の祖父が、畳職人で川柳の名手だったから、私はたぶんそっちの影響が大きい。おじいちゃんが「都はるみはほんといい女だな」と好色な目をしていたのを今でも思い出しますね。当時は、なんで都はるみなんだろうと疑問だったけど、今はわかる(笑)。 今週はひさしぶりに上京して、文芸家クラブの理事会に出て、深夜まで痛飲してましたね。
2014年08月06日(水) コーリングユー今朝は寝坊して、朝の7時にりゅうと、辻堂公園から海岸と散歩してきたところ。台風の影響か風があって、富士山がくっきり。波も荒かった。公園では、セミがかまびすしく大合唱してましたね。今夏で一番頑張って鳴いてたような気がする。 セミと言えば、小さいころは名古屋の周辺の田舎に住んでいたので、セミ取り少年でしたね。近くのお寺の森で、セミ、カブトムシ、クワガタ、髪切り虫とか捕まえて、虫は虫かごで飼ってたな。 それが高じて、長ずるにつれ、蝶のコレクターになり、一時は各地に行って蝶捕まえて、展翅して標本にして飾ってました。 先日はうちでBBQ。いやあ、遠赤外線をなめてましたね。こんなに美味しい肉とサザエはひさしぶりだったな。上手い人が焼けば、ほんと美味いんだなと認識をあらたにしました。 で、どういうきっかけだったか、テレビで映画を観るはめに。『レオン』ってあらためて観ても、ワンダーな映画だな。完璧ですよ。マチルダを演じたナタリーポートマン。最近は『ブラックスワン』で好演してたけど、『レオン』のマチルダは別格だな。少女の一時のキラメキ――大人への背伸び。みずみずしい宝石みたいに輝いてる。こういう女を書きたいけど、無理だろうな。 『バクダットカフェ』も観ちゃったけど、このなかで何度も流れる「コーリングユー」がたまらない。ブーメランが「シュッ、シュッ、シュッ」て旋回して、塔に「カーン」て当たって落ちるシーンも来ますね。 というわけで、今月の霧原の刊行は、今月いっぱい連載中の日刊ゲンダイ「ひと夏の蜜情」と、20日に竹書房から出る『とろり蜜嫁』。 2014年08月14日(木) ひさしぶりの競馬昨日は、午前中にノルマをこなして、同好の士とともにTCKツアーに。東京City競馬、簡単に言うと大井競馬ですね。 実際に競馬場、行くのは何年ぶりだろう。だいぶ前に府中に行ったなり。大井は何十年ぶり。 お馬さんのぷりぷりしたお尻をいやというほど鑑賞してまいりました。 ツィンクルレースはライアップされてきれいですね、やはり。 一人で競馬新聞とにらめっこしている美女がたくさんいるのには驚きました。 馬券は、7レースやって、3レース的中。後半3レース、連続ヒットですからね。 雪辱戦で、次回は秋の府中へと馳せ参じる予定。 今週の土曜には、夏恒例のサンスポ講座に行く予定。 2014年08月17日(日) 小説作法「日刊ゲンダイ」の最終週の原稿を終えて、一息ついたところ。新聞連載のラストはとくに難しい。 昨日は、性ノン講座に行ってきました。 霧原は以前に講師を2回したことがあるけど、全然ダメでしたね。 2014年08月18日(月) 新刊予告忘れていました。20日に『とろり蜜嫁』が竹書房から出ます。「とろり」とした空気感を味わってください。 表紙イラストは大柴宗平氏でいつもですが、素晴らしいです。今回も奥さんにモデルを頼んだそうですよ。 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A8%E3%82%8D%E3%82%8A%E8%9C%9C%E5%AB%81-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4812488478/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1408331381&sr=1-1 2014年08月20日(水) 『とろり蜜嫁』発売今日『とろり蜜嫁』(竹書房)が発売されました。竹では前回、かなりはっちゃけてしまったので、今回は原点に戻り、板長の義父と美しい息子の嫁との禁断の関係を、「とろり」と書かせてもらいました。 いやらしくも、どこか微笑ましい。 読んでいただけたら、幸いです。 http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A8%E3%82%8D%E3%82%8A%E8%9C%9C%E5%AB%81-%E7%AB%B9%E6%9B%B8%E6%88%BF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/4812488478/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1408507773&sr=1-2 仕事は長編の書き下ろしを終えて、新しい書き下ろしに入ったところ。 2014年08月25日(月) あれは何だったんだ?りゅうの散歩を終え、霧原と同世代の超有望新人(新人でもないか、もう)から送ってもらった、ディックミネの『ダイナ』を聴きながら書いてる。日刊ゲンダイに連載していた『ひと夏の蜜情』に、一章付け加え、推敲してさっき送ったところ。直前まで、最後の一行に悩んでたけど。 10月初旬に双葉文庫で出る予定。 日刊ゲンダイと双葉WEBの担当者お二人に「良い読後感ですね」とお褒めの言葉をいただき、肩の荷をおろした感じ。 で、この小説にも出てくる湘南の渚でのこと。 人ってすぐには気づかないのですね。想定外のことには。彼女が言いました。 で、つづきはというと、残念ながらありません。 何だったんだ、今のは? もちろん作家ですから、転んでもただじゃ起きません。 2014年08月31日(日) なりふりかまわず書く――我々の仕事は、とにかく書く。ひたすら書く。なりふりかまわず書く――。それしか、認められる方法はありません。 で、今朝も午前5時に目が覚めた。で、愚息が珍しく元気いっぱいで。 これはいかん、こんなにたらふくではエッチなことは考えられない――。 で、早速、りゅうを連れて、約1時間かかる最長散歩コースに。 心臓、ひっくり返り。 で、今度は真面目な仕事の話。 今日でもう8月も終わり。
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