日記
2007年11月14日(水) 四万温泉ツアー11日、12日と、群馬の四万温泉に作家仲間とお世話になっている編集者とともに、息抜きツアーに行ってきました。四万ダムの紅葉、きれいだった。 積善館の女将、エキゾチックな美貌で見とれました。 知床から流れてきた仲居の熟女、愛嬌ありました。 佳松亭の貴賓室、ひろくて眺望が良くて、最高でした。 元禄の湯、大正ロマン風の造りで、風情がありました。 小生、地元ということもあって、レンタカーの運転係を買って出たのですが、ほんと、運転には慎重さを二乗したくらいに気をつけた。 というのも、参加メンバーが超弩級クラス。 睦月影郎氏、藍川京氏、草凪優氏、橘真児氏ときて、双葉の編集者K女史、O氏といった錚々たる面子。 これで事故ったら、今の官能界はどうなってしまうのだろう? そんなプレッシャーに押しつぶされそうになりつつ、帰りは榛名湖から伊香保へとドライブを試み、なんとか無事役目を果たすことができたのでした。 いやあ、楽しかった。 睦月氏は話術が巧みで、堂々たる体躯してるのに、烏の行水ですぐにお湯からあがっちゃうし。 京さんは和服美人なんだけど、どうも方向音痴らしくて、旅館のなかで迷子になっちゃうし。 草凪氏はほんといい男なんだけど、生来の呑兵衛ぶりをあらわに呑むだけ呑んで、途中で寝ちゃうし。 橘氏はジェントルマンでドストエフスキーみたいな容貌なのに、かわいい愛妻の写真、持ち歩いてるし。 やっぱり、一番しっかりしているのはK女史とO氏の編集さんです。 皆さん、帰れば、また年末進行のハードな仕事が待っているわけで、まさに束の間の息抜き。それでも、こういうリフレッシュの時間があるからこそ、がんばれる。 小生ものんびり正月を迎えるために、やることやらなくては。 来年出る双葉文庫と徳間文庫の書き下ろしは一応書き終えたし、なんとかピークは乗り切った。 あとは双葉のWEB小説を完成させて、「小説NON」と「特選小説」の短編を二本書いて、12月に廣済堂の書き下ろし一本書けば、年内の仕事は終わる。 「がんばるんだ、霧原!」と、ゴール前の直線で鞭を入れているこの頃です。 と、ここまで書いたら、うちのRyuが尻尾を振りながら、やってきた。 どうも様子からして、「ゴン太のササミジャーキー」をご所望らしい。 まだ結婚相手が決まらないから、欲求不満を食欲で解消しようとしているのだ。 「ちっ」と舌打ちして、霧原は階下へとおりていく・・・。
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