日記
2010年06月01日(火) 薫風そよめき今日は珍しく午前中に起きる。五月晴れで薫風そよ吹き爽快な気分。 この時季になると、周囲の緑がぐっと濃くなる。庭のケヤキも緑の葉をたたえ、大樹のもとでりゅうは気持ち良さそうに惰眠をむさぼる。 20歳近くになるかつてのミドリガメの「亀吉」くんも水槽から亀頭を出す。 昨夜は竹書房の書き下ろしを終えて、ひさしぶりに家で酒を呷り、気分転換。 今月、来月と、それぞれ書き下ろしと短編集が一冊ずつ、計4冊が出ます。 寝る前に短編を読むのだけれど、「特選小説」が増刊で出した「深紅」に掲載の「尼僧の叢」(宮木あや子)は愉しかった。途中で吹き出した。 2010年06月10日(木) 『しかけて誘惑』発売『しかけて誘惑』(双葉文庫)が今日発売されました。Amazonnではまだ『別れさせます』という仮題で表示されているので、お間違いのないように。 仮題の示すように、「別れさせ屋」の物語です。主人公が巻き込まれていく波乱に満ちたストーリーといい女との濡れ場をお楽しみください。 いい女をどうやって落とすかは、男の永遠の課題です。 ラストシーン、あなたならどちらの地下鉄に乗りますか? 作者自身にも結論はでません。 アンケートをいただいて、みなさんのご意見をうかがいたい気持ちです。 最近、こちらでも雷が多く、りゅうが怯えている。犬はなぜあんなに雷を怖がるのでしょうか? 男女関係も同じで、「彼女には俺が必要なんだな、いないとダメなんだ」 仕事は「特選小説」の第2話を書き終えて、週刊誌の新連載にかかっています。 2010年06月16日(水) 『となりの人妻』発売暑い! この暑さはなんだ!ワールドカップで日本が勝って、気分は上々。 『となりの人妻』(竹書房ラブロマンス文庫)が今日発売されました。 先週は「文芸家クラブ」のパーティに出席。 仕事は週刊誌の新連載を書き溜めているところ。 2010年06月24日(木) おぞましいもの先日、テレビで奇妙な生き物の番組を見た。おぞましかった。 霧原は昆虫大好きで、小さい頃は蝉取りに、長じてからも蝶を採集し展翅してガラスケースに入れて飾っていた。 それもあって、みんながたとえば「ゴキブリ」をなぜあんなに怖がるのかさっぱりわからない、あれは、バッタと蝉を足したような形をしているし、羽などは潤みがちで気持ちがいいのに。 唯一苦手なのは、ムカデ。何かをどかしたとき、黒く長い胴体に赤い足が無数についたものが這いでてくると、心臓が止まりそうになる。 ジャイアントオオムカデ、35センチだという。あれが出てきたら絶対に気絶すると思う。 ショックだったのは、タイコバエの成長過程。アカカミアリに産み付けられた卵はやがて蛆虫になり、アリの脳髄を吸って、操るようにそのアリを湿った場所に導き、そこでアリの首を内部から切り落として、蛹になるという。 産んだ子供たちに自分の身体を食料として与え、生を終えるコブハサミムシの母親・・・。 仕事は週刊誌の連載1章分、6回を書いて送る。お褒めの言葉をいただいたし、面白いと思います。7月からの「週刊大衆」の連載、乞う、ご期待を!!!
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