日記
2013年12月07日(土) 冬眠終わり短い冬眠を終えて、穴倉から抜け出し、また書き始めている。2013年12月11日(水) 『こんな官能小説が読みたかった! 2014年度版』発売年末の恒例になりつつある「特選小説」の別冊が今日、届いた。読者投票で選ばれる15本に、霧原の「あの人は…」も入っています。これは確か、読者からのリクエスト小説として、読者はがきのリクエストに応えた作品だったので、いつもとは違う喜びがありますね。 巻頭では、牧村僚氏と霧原が対談しています。編集者さんからも、この組み合わせの対談を読むのが楽しみ、という声をいただいていたのですが、さて期待に応えられたでしょうか? まあ、いいおっさんが二人、官能小説や男の欲望について楽しく語っています。楽に読んでいただければ。 また、書評や推薦本で、私の作品を取り上げてくれた4名の方、ありがとう。感謝です。やはり、苦労が報われた気がして、うれしいです。 猿楽一氏の最後の文章。わかってくれているんだなって、感涙しました。こちらも、骨身を削って書いていますから。 今月はあと、特選小説二月号が出て、廣済堂の書き下ろしが発売されて、それで今年の刊行物は終わりです。 2013年12月18日(水) 『若女将の初夜 湯の肌めぐり』発売今日はめちゃくちゃ寒い。今から上京して編集さんと打ち上げするんだけど、雪が降ったりしたら、どうしよう。『若女将の初夜 湯の肌めぐり』(廣済堂)が発売されました。内容もエロいけど、表紙のイラストが輪をかけてエロいです。着物の前身頃からのぞいた太腿を見て、自然に右手があれを握りしめてましたよ。 2013年12月22日(日) 「特選小説 2月号」発売有馬記念、オルフェーブル強かった。あらためて、今年の凱旋門賞のレベルの高さを感じましたね。オルフェの種付け料、一頭につき800万という噂だったけど、これでまたあがるだろうな。一発やって、800万ゲットですよ。羨ましすぎる!!! 俺も種牡馬になりたい。 21日に発売された「特選小説2月号」に、『隣家の園 第5話 不倫愛ー智実』50枚が掲載されています。 最近は、海岸から見える富士山がとみに見事で、りゅうとの散歩の途中で足を止めて、ついつい見とれてしまう。 2013年12月27日(金) 「週刊 文春」新年特別号今店頭に並んでいる「週刊文春」で、「性の達人たちのお薦め官能小説」という特集が組まれていて、永田守弘先生が霧原の『鬼の棲む蔵』を真っ先に取り上げてくださっています。「淫心とは、皮相的な性欲ではなく『大人』が持つ淫らな心のこと」という先生の言葉、胸に沁みます。 大好きなバタイユの『眼球譚』も紹介されていて、『眼球譚』と同じページに自分の作品が載っているのが何より嬉しい。 私にとっては、ちょっと遅れたクリスマスプレゼントでした。 頑張らないといけませんね。
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