日記
2017年05月01日(月) 「淫らな気」 日刊スポーツ連載開始今、駆け足の取材旅行から帰ってきたところ。天皇賞、キタサンブラック強かった! フランスで勝ってほしい。 『淫らな気』――日刊スポーツの連載が始まります。月、火、水、木と、週4回の連載です。7月末までの予定。 2017年05月09日(火) 『クリーニング屋の人妻たち』発売10日に、『クリーニング屋の人妻たち』(悦文庫)が発売されます。霧原にしては珍しく、就職で上京してきた23歳の童貞君が主人公です。 彼が溜め込んだ洗濯物を出す、クリーニング屋のやさしげな人妻たちがヒロインです。その店は競合店に勝つために、「出張クリーニングサービス」を始めるのですが、それが、洗濯のほかに掃除などの家事一般を代行してくれるということで……。 一人暮らしの男性の願望を書いたつもり。 風薫る5月に相応しい表紙ですが、中身はエロいです。ぜひ、手に取ってくださいませ。 クリーニング屋の人妻たち (悦文庫) 2017年05月17日(水) 『壮快Z』615日発売の健康雑誌『壮快Z』6号に、拙著『女連れ開運ツアー』(双葉文庫)が回春官能として紹介され、数ページにわたって引用されています。取り上げてくれた、大泉りかさん。ありがとう、感謝です。 このムック本、以前には、睦月影郎氏のインタビュー(ほんと、面白かった)や作品を特集したりしていて、官能小説を推奨している貴重な雑誌です。 読むバイアグラ――というスタンスですが、興味のある方は手に取ってみてください。900円で、セクシーDVD付き、みうらじゅん氏のインタビュー記事もあります。 小生はひたすら書いています。ほんと、お尻に根っこが生えるんじゃないかと思うくらいに(笑)。 2017年05月28日(日) 映画三昧書き下ろしを〆切ぎりぎりで一昨日に終えて、ここ二日は映画三昧の日々。今日は、藤沢で、つるの剛士のライブを観に行ってきたけどね。 書き下ろしを終えると、一刻も早くその作品を頭から追い出すために(そうしないと、次の作品に取り掛かれない)、映画を見ることが多い。 今回見たのは『禁じられた遊び』と『ロミオとジュリエット』と『特命係長只野仁』(これは、テレビのシリーズだけど20話くらい見た)。 今、昔見て印象深かった映画を、ふたたび見るようにしている。 かつての印象との齟齬が面白い。『禁じられた遊び』は反戦映画だったと思っていたが、そうではないんだな。むしろ、ロリータと死、キリスト教なんだな。 初めて、わかった。あの頃はひらすら涙ぽろぽろだったからね。 記憶って、かってに頭のなかで作り替わっているんだな。 少女って、あの年ごろからすでに、カリスマ性があるんですね。怖いくらいに。彼女のために、十字架を盗んでしまう彼の気持ちがよくわかる。「魔性」って、少女のためにある言葉じゃないかって思った。 『ロミ・ジュリ』はオリビア・ハッセーが目当てなんだけど。当時、私の「恋人」だったからね。うん、この歳になって、とてもここでは書けないことをいろいろと思った。乳首、出してたんだなとか、泣いているときの声がとてもハスキーで、年齢がさがるなとか。彼女ばかり見てしまう。 しかし、昔の名作映画って、必ず名曲と結びついている。シーンと映画音楽が一緒くたになっている。 また明日から、仕事。またまた書き下ろし。
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