日記
2014年05月03日(土) 日刊ゲンダイ 同時進行小説暖かくなりましたね。今日の湘南は半袖でちょうどよかった。今日発売の日刊ゲンダイGW特別紙で、同時進行デュアル官能小説『同窓会の夜』を、女流作家うかみ綾乃さんと共作しています。 日刊ゲンダイさんの企画、ご指名で実現したものですが、同じシーンを男女二人の作家が、男と女の視点で上段下段に分けて書いています。 本紙にあるように「本邦初」かどうかはわかりませんが、少なくとも夕刊紙では初めてではないでしょうか。 同じシーンを同時進行で書きつつ、セリフも合わせてあります。 また、GW明けの7日からは、同じ日刊ゲンダイで霧原の連載『ひと夏の蜜情』がはじまります。例の双葉WEBにも掲載されるものですが、また近くになったらお知らせします。 行楽には最適の季節と休みですが、霧原は新しい書き下ろしをひたすら書くのみです。 2014年05月07日(水) 日刊ゲンダイ連載開始本日7日より、4カ月、土日祭日を除いて、日刊ゲンダイで『ひと夏の蜜情』が連載されます。季節感を生かしたものというご要望に応え、湘南の分譲マンションの管理人をひと夏だけ任された、不動産会社に勤める男のお話です。 リゾートマンションには、訳ありのいい女がいっぱいです。 お近くのコンビニ、駅で、ぜひぜひお願いいたします。 また、これは2週間後に、双葉社WEBマガジンでも公開、連載されます。 近づいたら、お知らせします。 愛犬りゅうの狂犬病の注射、混合ワクチン、フィラリアの薬などで、近くの動物病院に行ってきた。りゅうは来月に12歳。人間で言えば還暦くらいだが、心臓も元気でまったく衰えはないそうだ。 2014年05月12日(月) 円熟WOWOWのエキサイトマッチで、バーナード・ホプキンスの世界戦を見て、感動した。彼は49歳で、来年の1月には50歳ですよ。その歳で世界L・ヘビー級のチャンプですよ。尋常でない。打たせないで打つ、そして勝つ――理想ですよ。 人間、年老いることは衰えではない。 あの葛飾北斎も90歳で逝く、3か月前に絵を描いてるし、しかも、巨匠でありながら、求めつづけている。 そう考えると、俺なんかまだまだこれからだって思える。 人間、歳とることは決して悪いことではない。 まあ、こう書くことがすでに老いを意識してるってことなんだけどね。どうやって死ぬかは、即ち、どう生きるかそのものだしね。 2014年05月19日(月) ドラマはWOWOW最近は頭脳の栄養補給のために、映画やドラマをよく見るんだけど。とみにいいのは、WOWOWの連続ドラマWだな。 『贖罪』『罪と罰』『トクソウ』やTBSと提携している『MOZU』とか、ほんとうに見ごたえがある。 へんに視聴率とか気にしなくていいから、媚びてないというか、きっちりとドラマ作っている。俳優も媚びてなくて、しっかり演じてる。 今が旬って感じ。 このシリーズ見て、地上波のドラマ見ると、しらける。 もちろん、WOWOWの回し者じゃないですよ(笑)。 2014年05月21日(水) アンソロ『禁色〈とろける〉』発売お知らせが遅れましたが、アンソロ『禁色〈とろける〉』が19日に発売されています。コスミックの例のアンソロですが、霧原は「指の恩寵」50枚を上梓しています。男の指で「とろけて」いく女性の話で、女性視点で書いています。 http://www.amazon.co.jp/%E7%A6%81%E8%89%B2%E3%80%88%E3%81%A8%E3%82%8D%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%89%E2%80%95%E6%9B%B8%E4%B8%8B%E3%82%8D%E3%81%97%E5%AE%98%E8%83%BD%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC-%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%82-2-5-%E8%97%8D%E5%B7%9D/dp/4774727334/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1400642380&sr=1-1&keywords=%E7%A6%81%E8%89%B2%E3%80%80%E3%81%A8%E3%82%8D%E3%81%91%E3%82%8B また、明後日23日には二見」より『小説家 若い後妻と息子の嫁』が発売されますよ。 http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E5%AE%B6-%E8%8B%A5%E3%81%84%E5%BE%8C%E5%A6%BB%E3%81%A8%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%81%AE%E5%AB%81-%E4%BA%8C%E8%A6%8B%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%9C%A7%E5%8E%9F-%E4%B8%80%E8%BC%9D/dp/457614068X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1400642906&sr=1-1 2014年05月23日(金) 『小説家 若い後妻と息子の嫁』発売今日『小説家 若い後妻と息子の嫁』(二見文庫)が発売されました。帯には―― 「肉体に衰えを感じ始めていた小説家が、やがて自信を取り戻す―― 人気作家による、比類なき回春エロスの大傑作!!」 と、謳ってあります。 また、昨日より双葉WEBマガジンで、日刊ゲンダイ連載中の『ひと夏の蜜情』の1−4回がアップされています。主人公のキャラにひとひねりしてあります。 2014年05月30日(金) 上京昨日は上京して、打ち合わせと飲み会。そこのお店の60歳くらいの大将が、霧原の愛読者で、帰り際に、 「先生、ほんとうに上手い」 と、キラキラした目で言われてしまいました(笑)。 確か、以前には「先生の読むと、勃ちますよ」と言っていただいたような。 「上手い」と「勃つ」――官能作家としては、うれしいのは「勃つ」ほうかな。 「下手でも勃つ」ものと、「上手くても勃たない」ものがあって。 まあ、「上手くて、勃たせる」ものが一番なんでしょうね。自分の作品がそうあって欲しい。 その後、またカプセルホテルで温泉入って、マッサージという至極のコース。頑固な腰痛が若干おさまりました。 6月は仕事大変だけど、7月になったらいったん落ち着くから、ひとりぶらり旅にでも出よう。
一覧 / 検索 |